安曇野のサイクリングな旅短大に入って間もないころ高校の友人のお父さんの会社関係で安く泊まれるということで、 夏に安曇野に行くことになりました。 女子3人の旅、短大はそれぞれ違っていたけど、集まってどこを回ろうか相談。 とにかく車の免許をまだ持っていない3人なので、駅近くのサイクリングで回れる範囲で 行きたいところを検討! ホテルにはプールもあるし、プールに入る時間も考えて…夜はトランプして そばも食べたいし 友達との旅行の相談は楽しいもの♪ そうやってしっかりとしたプランではないけど行きたいところリストを作って いざ、安曇野に出発!! 安曇野までの電車はゆっくり。田園風景を進み一つの駅に5分以上待つことも…。 電車は来たらすぐ乗っって、着いたらすぐ降りないとという生活だったので、それだけで ゆったりとした気分になりました。 電車の中で駅弁を食べて、穂高駅に到着!! 荷物はレンタルサイクルで自転車を借りると、無料で預かってくれます。 予定通り自転車を借りて、安曇野の田園風景を見ながらサイクリング。 夏の安曇野は信州高原地だけあって、住んでいる関西よりずっと涼しく爽やか。 ★最初に訪れたのは、碌山美術館 教会みたいな外観の安曇野といえばここ碌山美術館!! 建物はツタで覆われ、それがまたいい雰囲気で…。 中は「東洋のロダン」と呼ばれた近代彫刻家・萩原守衛の作品と資料が展示されています。 また、碌山と関係の深い芸術家たちの作品も鑑賞できるのが魅力の一つ。 私も友達も絵など芸術的なものが好きなので、ここは外せません。 ただ、安曇野はサイクリングで行くには広い!!そして坂道が多い!! 地図で見るより行きたい場所が遠いんです! たくさん美術館はあるのですが、自転車では厳しいのでレンタカーできれば…と免許の ないことを悔やみました。 まあ、そうはいっても道中の道祖神や神社、田園風景など自転車ならではの楽しみもあって それはそれで楽しいものでした。 ★大人のための絵本美術館 ここが実は一番の楽しみでした。 私たち3人は学校は違うけれど、幼児教育関連の学部だったので絵本好きでした。 なので楽しみにしていたのです。 雑木林に囲まれている絵本美術館は、ちょうどほかの来館者もなく 静かでファンタジーの中にいるようでした。 置かれている絵本も、絵のきれいな洋書や個性的な絵本。 挿絵のポスターも飾ってありずっとここにいたくなるような空間でした。 そんな安曇野絵本館ですが、昨年館長さんがお亡くなりになり、閉館したと知り残念です。 ★そば処 信州安曇野といえばやっぱりそば! 駅に戻るまでに小腹がすいて、そばを3人で分けて食べようと、日本家屋のお食事処を見つけ 入る事に。 店内は座敷で、値段の書かれていないお品書きがずらりと壁に貼られていました。 マクドナルドか近所のお店くらいしかまだ行ったことがなく、こういった雰囲気のある 値段の書かれていないお品書きにすっかりビビってしまった3人。 注文を取りに来た、多分地元のアルバイトの女の子に「山菜」と注文。 女の子は「それだけですか?」と不審そうに聞いたけど「はい。」と答えそわそわと 待っていました。 しばらくして、注文した品が運ばれてきました。 「!?」3人の頭の中がクエスチョンになりました。 運ばれてきたのは、まさしく山菜!!のみでした。 山菜だけというメニューが存在すると初めて知った日でした。 3人で山菜を分けて食べた後、あまり満たされなかった胃袋を抱えながら自転車を漕ぎ、 駅まで戻ってきました。自転車を返し、荷物を受け取りお土産にりんごをもらって 3人が向かった先は、駅前のそば屋でした(笑) おいしいそばと、蕎麦掻をいただいて満足しました。 |